ゴルフ場の水環境を取り巻く問題点とは?
多くのゴルフ場の池は、閉鎖性水域であり、雨水と共に 芝に散布した肥料やクラブハウス等から出る排水の流入により、窒素やリンなどの栄養塩が池に大量に入り、富栄養化を引き起こします。 富栄養化の現象が進むにつれ、植物プランクトンが大量に発生すると 水質の悪化と共に、アオコ・アオミドロが発生し、景観を阻害します。
昼と夜の寒暖の差の少ない季節に、発生したアオコは、浮かんだままで増殖し続けますが、水面下でやや嫌気的になり、塊が解体したりして溶存酸素を消費し、ヘドロになります。そしてアオコ特有の、カビ臭を発生させます。